2005.12.20 (Tue)
風潮に染まらずに
来年二月の「トリノ五輪」に向けてスポーツ界が慌しくなってきた
先日17日に行われた、フィギアスケートの「グランプリ・ファイナル」で、若干十五歳の「浅田真央」がオリンピック代表候補を尻目に優勝した。
特に価値があるのは、五輪金メダル候補の「イリーナ・スルツカヤ」選手をも破ったことで、お見事の一語である

このニュースに新聞各紙は大騒ぎ
挙句の果ては「オリンピック」出場へ特例を認めては、という意見がぞろぞろ・・・。
こともあろうに「小泉首相」までもが、「どうして出れないんでしょうかね」なんてことを言ったとか

ちょっと待って欲しい

ご承知のように、開催前年の六月三十日に十五歳に達していなければ、五輪には出られないという「国際スケート連盟(ISU)」の規定がある。
これを承知の上で「特例を」と騒ぐのは違うような気がする。
日本オリンピック委員会(JOC)も「特例措置を求めることはしない」としているが、これは当然でもあり、正しい選択であろう。
日本人は、得てして「特例」とか「拡大解釈」とかで物事をごまかそうという風潮がある(と思う)。政治の世界も、一般社会も例外ではない

これでは物事万事、「決まりごと」を定めた意味がない(と思う)。
今回優勝した「浅田真央」ちゃんは確かに「演技」も「笑顔」も素晴らしい。
だからこそ「世間の風潮」に惑わされず、次回の五輪に標準を定め、更に技に磨きをかけて欲しいものである。
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